おじさんの知らない巨大メディア

 

ソーシャルメディアと連携した分散型メディアのなかで、もっとも発信力が大きいものとして、C channel の名前が挙がっています。

分散型メディア、SNSでの発信力が大きいのは?第1位は「C Channel」 (markeZine)

大きいどころか、他の、名のある分散型メディアの数々を圧倒する規模感を誇っています。その名もC Channel株式会社による運営で、LINE株式会社の元社長として有名な森川亮氏が代表を務めていることで知られています。

知られています、というのは、いわゆる「おじさん目線」というやつでして、多くの若い女性ユーザーにとっては、そんなことは関係なし。「かわいい」を実現する1分動画を中心に、ビューティ、エンタメ、フードその他、女子の関心が高い分野で数多くのコンテンツを供給し、月間2.5億viewという再生数を誇る巨大メディアに成長しています。

設立からきわめて短期間にこれだけのメディアに成長した背景としては、日本国内にとどまらぬ視野で多くの女子ユーザーを取り込んでいるからでしょう。同社では、海外展開専任のマネージャーを置き、主に東南アジアを視野に入れた展開をはかっています。東南アジア、というのは、Facebookの普及初期にも日本のコンテンツを暖かく迎え入れてくれた、日本発のファッションや文化との親和性が高い地域で、特に若年層が反応しやすいという事情も作用しているかもしれません。

いずれにせよ、コンテンツ、メディア、アイデアとも、ソーシャルメディアの世界で大幅な「輸入超過」に陥っている日本から出た、数少ない貴重なコンテンツの輸出プラットフォーム、であるかもしれません。

正直なところ、その存在は意識しつつも、特に関心を払っては来なかったおじさんのひとりである私ですが(個別のコンテンツを見る機会がなかなか、ないので)、同社のソーシャルメディア展開事情を、HubNamiツールを駆使して今後とも注視していきたいと思います。
 

(イメージは同社ウェブサイトより)